インド占星術 相性

目次

今回はインド占星術で相性を見る方法について紹介していきます。

実はインド占星術は相性を見るのにとても良いです。なぜなら、インドでは結婚相手を探す際に、新聞でホロスコープを載せて、相性の良い人を探していたりします。

さらに、宿曜占星術と呼ばれる占術は、相性を見るのに優れているのですが、このベースになったのがインド占星術(ジョーティシュ)だと伝えられています。

実際のところホロスコープの作り方がインド占星術と宿曜占星術では全く違っているので、別モノという状態になっているのですが、考え方としては非常に似ているので宿曜占星術について説明します。

宿曜占星術とは?

宿曜経とも呼ばれ、今から約1200年前に空海が中国から日本に持ち込みました。この宿曜経の歴史だけでも本当に深くて、濃いのですが、長くなってしまいそうなので簡単にまとめます。歴史などは宿曜経で検索して頂ければ様々なサイトで取り上げられています。

インドから経典が中国に渡り、宿曜経として日本に伝えられるのですが、まさに「西遊記」の時代!昔西遊記を見ながらインドにどんな経典を取りに行っているのだろう?と思っていたのですが、これだったんだ!と個人的に感動しました。

この分野に関しては、詳しくは理解できていないのですが、ヴェーダ関連やジョーティシュの知識がこの時代に伝は体系化されており、とても有効に使えるモノという認識が世界的に広がっていたのにも驚きです。

また、それを現地に学びに行って習得して日本に持ち帰ってくる空海さんも驚異的です。1200年前も昔に、様々な密教の教えだけでなく、この複雑な占星術を持ち帰って、さらに日本で広めることがなぜ出来たのか全く想像できません。

宿曜占星術とインド占星術

少し脱線したのでまとめますと、宿曜占星術はインド占星術がベースになっており、ホロスコープの作り方は違うのですが、この27分割図の考え方はジョーティシュの特徴の1つでもあります。

インド占星術では27分割した天体図のことをナクシャトラと呼び、相性を判断するときは、月のナクシャトラを見て相性を調べていくことになります。

もちろん、月のナクシャトラを見ることによって、持って生まれた基本的な性格や性質など様々なことを見ることも可能です。

インド占星術は私たちの魂の成長や啓発を進める為のツールとして活用されることが多い為、私たちの魂を表す月については重要視されています。この月を見るだけで、私たちの様々な問題になっている根本原因や改善していくべき項目などが明らかになりますんので、カウンセリングや心理学を勉強されている方には知ってもらいたいと個人的には考えています。

インド占星術とナクシャトラ

次はナクシャトラについて簡単に説明します。ホロスコープを27つに分割したものをナクシャトラと呼んでいますが、ナクシャトラの相性を見ることによって、二人の相性を見ていくことが可能になります。

BiglobeやNiftyなどの占いサイトでもナクシャトラを使った有料の鑑定がありますね。

ナクシャトラ一覧

ナクシャトラは次の27つになります。

1 アシュビニー
2 バラニー
3 クリティッカー
4 ローヒニー
5 ムリガシラー
6 アールドラー
7 プナルヴァス
8 プシャヤ
9 アーシュレーシャー
10 マガー
11 プ-ルヴァ パールグニー
12 ウッタラ パールグニー
13 ハスタ
14 チトラー
15 スヴァーティー
16 ヴィシャーカー
17 アヌラーダー
18 ジェーシュター
19 ムーラ
20 プールヴァ・アーシャーダー
21 ウッタラ・アーシャーダー
22 シュラバナ
23 ダニシュター
24 シャタビシャー
25 プールヴァ ・バードラパーダ
26 ウッタラ・バードラパーダ
27 レーバティー

詳細については今後まとめて行きたいと思います。

インド占星術で相性を鑑定する

相性鑑定というと恋人、彼氏、彼女、パートナーのと相性が真っ先に思い浮かぶのですが、実は上司と部下、仕事仲間、先輩と後輩、子供など、仕事や家庭においての相性も見ていくのも大事だったりします。

織田信長などは宿曜占星術を活用し敵の情報を集めたりしていたようですので、この情報を活用することが出来れば、人との付き合い方や距離感、どのように対処して、どう説明したら理解してもらえるのか?という部分にかなり役立ちます。

インド占星術で相性を鑑定をご希望の場合は、お二人分の鑑定情報を入力しご連絡頂ければ鑑定を行うことが可能です。またパートナーとの相性が良くなかった場合は、どのような意識を持つことで上手く協力して進んでいけるのかなどアドバイスもさせて頂きます。相性が悪かったとしても、対処の仕方を知っているだけで理解して許すことが出来たり、共に進んでいくときにモヤモヤせずにスッキリと出来るというのも良いですよね。

今回、簡単に相性がみれる診断ツールなどが準備できていればよかったのですが、現段階で用意できませんでしたので、今後いつになるかわからないのですが…。用意していければいいなとも考えています。

今回もお読み頂きありがとうございます。

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