三浦春馬さん主演 天外者(てんがらもん)と時代の変革

目次

昨年12月、三浦春馬さん主演の「天外者(てんがらもん)」という映画を見てきました。

公式サイトはこちら
https://tengaramon-movie.com/

約200年前、江戸時代から明治時代に大きく時代が変革していく中で活躍された人たちがテーマの映画でした。

これから私たちが体験していく時代の変化も、このような大きなものになっていくのかと考えさせられました。

主演の三浦春馬さんについて

映画の時代背景や、テーマについても考えさせられることが多くありましたが、

その中でも改めて、三浦春馬さんのどこまでも聡明で品格があり、知的でおごらず、言葉も所作も親切で謙遜があり、役者としての才能や熱量、思慮深さを強く感じられました。

以前から、三浦春馬さんのミュージカルを見に行ったり、番組や作品は逃さず見尽くしていて、いつも励みやパワーをいただいていましたので、日本全体に悲しみの衝撃が走った三浦春馬さんのことは、私たちにとっても今年のいちばん辛かったことであり、悲しくて受け止めきれない日が続いていました。

三浦春馬さんイメージ

あれだけ心根の誠実さで周りにも愛されて、心も笑顔も美しく栄光を手にしている方が、一人孤独にこの世を離れる手段をとるしかなかった状況について、
こころから残念でなりません。

そのなかでは、やはり家族関係や人間関係がどれほど人が心を痛めるのか、2020年は、様々なコロナや混乱と合わせて、生と死、命についてとことんまで考えさせられる1年だったと感じています。

その締めくくりとして「天外者」という映画で鑑賞できたことは、ありがたかったです。

私たちにとって与えられた命をどう生きるか、これからの時代の変化を考える上でもとても逞しい勇気とインスピレーションをもらうことができました。

三浦春馬さんイメージ2

200年前からの時代の変化とは?

200年前の日本は、住みたい場所、行きたい場所好きな仕事は何も選べない時代でした。

現在は200年周期で切り替わる、大きな時代の変化と言われていますが、今から200年前は江戸時代でした。

時代の変化についての参考記事はこちら
[clinkurl=”https://umb.or.jp/labo/aquarius_change/”]

実際に江戸時代から明治時代に変わるのは、1868年の出来事でしたが、1800年ごろから徐々に海外の船も日本に入るようになり、大きな動きになってきているようにも感じます。

江戸時代は武家社会でありましたが、一部の特権階級が権力を持ち支配していたようにも感じます。

人々は生まれた瞬間に身分や職業が決まり、
自由に職業を選ぶことや、
住む場所を選ぶことはできませんでした。


さらに関所が各地にあり、どこか旅行に行くことなどということも、かなり制限されている状態でした。

納めないといけない年貢などの徴収により、多くの人は日々の生活に困窮し、生きることに精一杯の状況にある人達も多くいたように思います。

その中でも人々は豊かさを感じたり、幸せを感じていたとは思うのですが、貧しい田舎で生まれた女の子などは食い扶持を減らすために売られていくような表現もありました。

このような社会が大きく変わったのが、1867年だったのかと思います。

五代友厚と日本

『地位でも、名誉でも、お金でもなく、一番大事なのは【目的】だ。』

《五代友厚》

天外者の主人公である、三浦春馬さんが演じていた「五代友厚」は、並大抵ではない努力の結晶のような人でした。

すさまじい武家社会の反発にも負けず、日本の危機になる時代の変化の中で古いやり方を崩壊させ、新しい社会の働き方と人権の獲得へ、時代を革新させた立役者だったと思います。

三浦春馬さんが演じる五代友厚の

「未来の日本人が、誰もが夢を見ることができるように、
 そして、男女関係なく平等に、自由に職業を選択できる社会を目指した」

その圧倒的な熱意が込められた信念と行動は、
三浦春馬さんの聡明さや品格とリンクしていて、圧巻の表現力でした。

日本の将来を真剣に考え、外国に搾取されるのではなく、
日本という国自体をただただ良くしていくという情熱と貢献心で突き進まれていました。

その日本を想う目的のために自らの命を懸けた信念がありありと伝わり、胸が打たれました。

現在は多くの人が職業をたくさんの選択肢から個人の自由で選ぶことができるようになりました。そして、住む場所も自分の決定で選べますし、行きたいところには自由に行けるようになりました。

まさしく100年前に想い描かれた未来を私たちは享受することができています。

その恩恵を感謝しつつも、まだまだ大きな社会的な問題が残されているようにも感じます。

それは、三浦春馬さんのように麗しいほど容姿も才能もあり、利発で勤勉でエンターテイナーとしても溢れんばかりの実力と人望があり、将来が有望されている方ですら、一人孤独にこの世を離れる手段をとるという選択を選ばざるを得ないという現実にも反映されていると思います。

五代友厚さんの銅像が立っている大阪取引所に実際に行ってきました。

靭公園の近くに住んでおられたということで、今住んでいる場所も近く、時代の変化も相まってとても共感し、彼の思想や想いを学んでいきたいと強く感じました。

100年後の私たちの望む未来は?

資本主義の元で私たちは平等や自由を手にしましたが、異常とも言える大量生産やそれに伴う大量廃棄、物質主義社会が進行しすぎた結果、私たちの住む環境は大きな代償を支払い、それによる問題が溢れています。

おそらく今後100年以内には、資本主義や物質主義の崩壊というような流れになるのが自然だと感じますが、それに伴い多くの人が苦しい現実を乗り越えていく必要があるかと思います。

しかし、その中でも私たちが本当の意味で心に豊かさを感じながら、仕事や周りの人に感謝を感じて、個別の能力を高め合い、分かち合っていけるような未来を創造していきたいと感じています。

『地位でも、名誉でも、お金でもなく、一番大事なのは【目的】だ。』

この言葉をしっかりと胸に刻み、行動を続けていける様に祈っています。

運命美容学校でも、私たちの人生の【目的】を主軸にした占星学や心理学を提供させてもらっています。

占星学や心理学を学び、それらを活用していくことは、私たちが人生の【目的】を受け取り、その与えられた恩恵に心から自由を感じ、その人の本質や才能を理解することに役立つと確信しております。

そして、それが今後の未来を作るうえで、重要な要素になってくるのかと思っています。

江戸時代から明治時代に切り替わる中で大きな変化と混乱が起こりました。

しかし、この混乱の中にあり、五代友厚さんの様に、個人の才能を発揮し社会に大きな貢献をされていく方もおられました。

今の恵まれた状況に甘んじ、社会の混乱に流されて不満や文句をただ言うだけでは、もったいないと思います。

混乱の状況の中だからこそ、大きく成長できると思っています。
コロナの影響もどんどん大きくなってきていますが不安にフォーカスするのではなく、私たちの今後の純粋な自己の在り方や、目的への進み方について、みんなで精度を上げてグラウンディングしていければと思っています。

さいごに

三浦春馬さんのお話をさせていただき、ありがとうございます。

これからも作品の中を生きる三浦春馬さんに会えることで、命への問いかけと感謝と感じつづけたいと思います。

そして表現者の代表である芸能人の方が、マスコミに追いわれる中で、普通の生活で心の痛さを和らげるサポートや治療を受けられる環境がないことが、今回で明らかになりました。

とくに心理的な弱みに対して、カウンセリングを受ける、相談をすることを
社会的にネガティブに見る傾向が大きく、

心理的な問題を持っていることに対する
社会的な差別、偏見が依然としてある
現在のあり方も
改めて浮き彫りになったのかと感じています。

これからは、心のケアができる人の育成や、どんな職種であれメンタルケアを重視したリーダーやマネジメントの精神的なあり方が問われる時期に来てことを感じます。

学歴よりも、財産よりも、社会的ステータスよりも、人として共感力が必要であり、人間力が必要な時代へ。

もっと広く心に向き合うこと、習慣化していくことが、今後より大切になってくることを信じています。

生きる尊さ新たな希望を、命懸けで教えてくれた三浦春馬さんに、今までもこれからもは最高の愛をおくりつづけたいです。

ご冥福をお祈りしています。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

皆さんにとって最善の癒しが起こり、さらなる恩恵、豊かさを受け取られますように。

いつもありがとうございます。

今後も運命美容の世界を愛していただければ幸います。
慈愛と感謝を込めて

運命美容家叶シシィ

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